KIDS-TENNIS » 未完成交響曲

未完成交響曲

WILLIAMS, Serena USA[1] def KERBER, Angelique GER [4]
7-5 6-3 FINAL
09 July 2016
WIMBLEDON 2016
©MANNYS PHOTOGRAPHY of Tokyo
mannys@mannysjp.com

今回の第35回キッズテニスカップinter福岡のチャリティー抽選会では、毎回意外と?(カメラマンの方すいません)好評なオリジナルポストカードを新しく3セット製作予定!。世界を飛び回るプロカメラマンの芸術作品を手にとって感動してくださいね。どこにも出ていないオリジナルですので。今回は全て真野博正さんの作品。もちろん非売品です。
額に入れて飾るも良し、画鋲でトイレの壁に貼るも良し、… これは… 玄関に「魔除け」として使うも良し…。
そして、もしも何かしら提供品をお持ちの方は大歓迎しますのでご連絡ください。テニス用品でなくとも子供達が喜びそうなものであれば結構ですよ。

このチャリティー抽選会は毎回あまりにも良いものが当たると好評すぎ、チケットが売れすぎて景品を用意するのが大変になってきたため、現在は出場者のみマックス4枚で対応させてもらっています。どうぞご了承くださいね。

そして、これもキッズテニスカップのオリジナルのようですか、福岡空港、JR教育大学前からの引率について。すでに要項のページに担当者を掲載していますので、希望される方は事前にメールして確認しましょう。そして航空会社のひとり旅サービスを使用される選手はこの担当者を登録してくださいね。もしも不明な点などあればご一報を。

いよいよ開催まであと2週間。第2会場、送迎に関しては近日中に発表しますのでよろしく。

tour 42 フロリダ遠征、tour 43 オーストラリア遠征についてもたくさんのお申し込み、問い合わせありがとうございます。
オーストラリア遠征に関しては、もう15人近いエントリーとなり、確保している航空券、宿泊先がいっぱいになる可能性もあります。そうすると新たな準備が必要となりますし、最悪は参加できない可能性もあります。… 5年前くらいにあったかな?。
ただ、今現在はみなさんご存知の通り世界中で「日本旅行イケイケ!」であり、オーストラリア線も増便されていますので、航空券がなくなることはないと思いますが高くはなりますのでご注意くださいね。

最近は週間コラムなのにイベント連絡事項ばかりとお嘆きの皆さんへちょっとコラム。
昨年も野暮用で東レに入った僕ですが、今年もなぜかイン。今や男子も女子も誰が勝つのかわからない状態ですので、皆の心理状態も面白い。

さて、ジュニア選手を指導したりする時、ウォーミングアップやトレーニング、ストレッチ、対戦相手の視察など、非常に厳しくしっかりやられていると思います。有明の舞台裏でも皆さんそれぞれ頑張り中。
実は、僕の見る限り、ジュニアの内からこんな風にしっかりやっているのは日本人だけです。
テニスヨーロッパの決勝に来たって朝練習をしている選手もいないし、走っている選手もストレッチしている選手もいません。今回はウォズニアッキー選手が優勝しましたが、もう10年以上前、tour 2 で彼女と対戦した時も必死で朝から対抗策(全くミスしないので一発エース狙い)を練習する我々を笑うように試合直前にニコニコのんびりしています。
彼女らから言えば、「プロでもないのに何を必死でやっているの?」「それ楽しいの?」というところでしょうか?。

100%のあらゆる準備をして、弱点のない100%の技術を身に付け、100%の気合いで力を出し切り、100%最後まで諦めないで勝つ!、というのがジャパニーズ、というかアジアジュニアテニスの特徴ともいえると思いますが、じゃあ欧米、南米などは…、というと、あらゆることについて未完成です。言い換えればテキトー。有望選手も。コーチがうるさく言っても誰もいうことを聞きません。
そしてその tour 2 でのんびりウォズニアッキーにどうにか作戦が当たって勝ったのは我々ですが、じゃあ今はその選手とどうなってんのよ!?、ということ。たいして真面目にやっていなかった選手たちがどんどん強くなってトッププロとなり、100%真面目選手たちは… どうなった?。
その昔、日本チームの真面目なトレーニング風景に、押し付けられた超不真面目な態度の悪いスイスのジュニアがロジャー・フェデラーだった話は有名ですが、「真面目にトレーニングしなければプロにはなれない」という言葉は確実に真実ではありません。ほんと、残念ながら。

日本では練習の人数が多いため、採算性を考えてどうしてもトレーニングが多くなることは悲しい事実。トレーニング、コンディショニング、etc などなど、そんな時間も大切でしょうが、テニスが強くなる、上手くなるには「テニス」をするしかありません。
その辺をよくよく考えてご家庭、指導者の方は長期計画を立てていきましょう。

将来性のあるトッププロ予備軍のジュニアたちは確かに真面目にトレーニングもしないし、テニスの技術、メンタルも非常に未完成です。
が、逆に言えば非常に大きな伸び代を持っているということであり、その可能性は計り知れません。
ジュニアの指導者は、大きな未完成交響曲を指導する?、育てる?、見守る?、ほっとく?、ということですな。

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