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10歳の勝利

スーパーキッズテニスカップ43山梨、ようやく第1番の団体戦チームが完成しました。頑張りましょう。
他の皆さんも、住む地域でも友達同士でも良いし、個人で希望してこちらで組んでも結構ですよ。せっかくのゴールデンウィークですから思いっきり楽しみましょう。
外国チームはとても強いですので対決をお楽しみに。個人戦のエントリーももちろん待ってますよ。

石垣島大会にも早くもたくさんエントリーありがとうございます。今回も海イベント大盛り上がりしそうですね。
今なら日本中どこの地域からも航空券は非常に安いです。片道1万円くらい。どうぞ皆さん石垣島で会いましょうね。

そして tour 49 ヨーロッパ遠征。基本的には昨年と全く同様です。
12歳のチームは基本的にプロ大会のように1週ごとに開催されるテニスヨーロッパを車で周り、我々が今まで経験済みのセルビア、クロアチア、スロベニア、チェコ、オーストリアなどの国々で開催される国際大会にチャレンジし、それはちょっと… とレベルに自信がない選手はクロアチアなど各国協会の公式戦と我々がいつも出場している楽しい DUB BOWL などに出場することもできます。
10歳以下はスムリクバボウルに出場できなくとも、各国協会や国際大会がありますので、たくさんの経験ができますね。
現在参加決定は12歳以下2名、10歳以下1名。10歳以下の選手は例えスーパー43山梨で負け、スムリクバボウルに出場できなくとも貴重な経験のために参加するそうです。

スポーツですから生死はないにしても勝ち負けがあり、どんなスポーツでも酷に負ければご褒美はありません。
が、それってどうなのかな… と思いますよね。予選やってる僕が言うのも何ですが。
最近ニュースでも取り上げられていますが、日本でもようやくジュニア時代に「継続する」「チャレンジし続ける」ことの重要性が語られるようになりましたが、10歳で勝てばチヤホヤされ、負ければお前はもうダメだ的にな扱いを受けるようなことはよくないことは皆分かる。が、そういった選ばれた国際大会に出れる、日本でトップになる、というある意味成功体験は関係者一同ものすごい喜びだし、逆は相当な落ち込みだということでしょう。

実は僕らくらいの長ーいジュニアコーチ歴(40年ですが…)の爺さん仲間と話すことに、最近の若いコーチ、親は錦織、大坂の影響で相当に気合が入っていることは十分に分かるけど、昔ほどコーチが外国に勉強に行ったり勉強しあったり(飲み会で)する文化がなく、教え方や教育の仕方があまりに退化している、つまりは大昔の学校テニスのように無意味に厳しかったり、親もネットで仕入れた意味不明な情報に振り回され、とりあえずは皆、誰にでも理解しやすい「勝つ」ということに意識が向きすぎ、これも非常に経験と感覚が必要な時間軸、つまり「いつ」勝つのか?、という大定義はよく分かっていないのではなかろうか…ということ。

やたら厳しく、長い時間やればそれはすぐに勝てるでしょう。もっと勝つためにもっと練習すれば、ライバルにも勝てるかもしれません。そしてそのまま全中出て高校テニスして大学行って良い就職するつもりならそれもいいでしょう。
しかし、もしももっとさらに世界的に広がりのある可能性を子供に与えたい場合、どうでしょうか?。ご存知の通りロジャー・フェデラー君は16歳までスイスでも勝てなかったし、グズタボ・クエルテンだって18歳までブラジルでも勝てなかった。圭だって留学するまで同じ年のフミにケチョンケチョンに負けてました。
日本で勝ち、スムリクバボウルに出て優勝したところでどうなるわけでもないし、そこをものすごい気合の入った目標にしてしまえば、10歳にしてミスのないソツないテニスになるのは当たり前で、誰も化け物のようなフォアを打つ選手は出てこない。
… 昔はそんな化け物のようなのがゴロゴロいたんですけどね。今は本当に皆上手いですが武器はありません。

本当に皆さん色々と考えましょう。子供には経験が必要ですが、今すぐの短期的な栄光や勝利は必要ありません。負けて落ち込む選手を励ますのが親の役目です。経験を積ませるために頑張って稼ぐのが親の役目です。必死に勉強し、環境を選別するのが親の役目です。
昔はその様々な親の言動を見て色々と勉強させてもらいましたが、今はその時の「良い親」を一生懸命見習い、勝てない息子を笑いながら見守っている今日この頃の私であります。

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