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UTR

TSITSIPAS,Stefanos(GRE) def
FEDERE,Roger(SUI)
6-7(11) 7-6(3) 7-5 7-6(5) 4RD
20 Jan 2019
Australian Open 2019
MELBURNE PARK
MELBOURNE AUSTRALIA
Photographer / MANO,Hiromasa
©MANNYS PHOTOGRAPHY of Tokyo
mannys@mannysjp.com

まず、キッズテニスカップの基本について。キッズテニスカップは最初の大会から全ては子供達、選手のために開催されているわけで、もしも何らかの理由でキャンセルされる場合、振込済みのエントリー費などは全額全てお返しします。怪我でも病気でも、また、他の大会の方が魅力的であろう… という理由でも大丈夫。
よく、地域の公式戦と重なったので、ということも耳にしますが、もしもそちらの方が子供のためになるとお考えならば結構ですよ。
ただ、何度も書いていますが、みんなが出るから、という理由で地域の試合に出て、そして「Special 特別」な選手になるように願うことは親、コーチの不条理なエゴですよね。

我々は単純にまっすぐ。このロジャー君を目指し、届かなくとも世界の中で戦えるように環境を創造しているだけで、過去の日本の風潮や概念に左右されていないだけですから。

tour 49 でホームコートとなるクロアチア、ドブロブニク、世界で一番美しい街と言われる場所で開催されるイベントのスケジュールが発表されました。ほぼ昨年と同様です。10歳以下の大会は我々のリクエストに応じて後でこの中に組み込まれます。
この中の大会はクロアチアテニス協会の公式戦で、クロアチア国内のポイントランキングがあり、各地から強豪が集まりますが、それ以上に世界的に素晴らしいドブロブニクの街に観光ついでに他国から家族で選手が集まりますので、それはそれは国際色色とりどりの素晴らしい大会になりますよ。

もちろん、この大会だけでなく、10歳以下はプーラで開催されるスムリクバボウルを始め、他地域で開催される公式戦に出場しますし、12歳以下はテニスヨーロッパにチャレンジします。
こうやって小国ながらデビスカップで優勝し、名実ともに実力世界一となったクロアチアのテニスは出来上がってきたんですねえ。

さて実は今日はまた別の観点から。実は数年前からこのヨーロッパの大会も、フロリダ遠征でのすべての大会も、「UTR」UNIVERSAL TENNIS RATING です。
聞きなれないな… というのは無理もなく、日本ではまだ全く採用されていないのですが、世界すべての基準で選手一人一人のレベルを検定し、数字によってレベルを知ることができるというもの。単に勝った、負けた、優勝した、1回戦で負けた、などというポイントだけでなく、どの選手とどんなスコアーで戦ったか、というところまで深く計算し、選手のレベルを位置付けするという複雑なものなんですね。相対性理論…

すでに諸外国ではほぼ大きな大会は導入されていて、出場している選手にはすべてランキングがあり、一平にもロジャー君にもポイントがある。で、アメリカ大学留学の話に戻りますが、アメリカの大学側が入学を希望する選手のレベルを判断する時、大きく使われるのがこれなんですね。

ジュニアだったら ITF ランキングで判断すればいいじゃあない?、と思うのは浅はかで、これも何度もなんども書いているように、ITFジュニアのランキングを上げるにはただただ世界中を回って試合に出続ける莫大なお金が必要なだけ。つまり「ITFランキング=金」です。
ITF ランキングの右横に何大会出場しているかを見るところがありますが、その数字が大きければ大きいほど膨大なお金を使って世界中を回っているということで、ランキングが高いのは当たり前。たった数大会で上位にいるということは実力があるということでしょうが。
そして、事情で ITF など出たこともない、という実力ある選手もいるわけで、世界中で開催されている星の数ほどの草大会まで、UTR は網羅し、選手の実力をより正確に数字に表すことができるようになっているということです。

お前、日本で初の UTR やれ、とも何度も言われましたが、今でさえ忙しいのに、もっと勤勉でビジネスしたい方がそろそろ日本でも始めるでしょう。
とまあこういうことで、世界の基準は動いており、世界へ行くべき行動を起こしている人のみ、世界へ行く道が開かれているという事実をみなさんが理解していかなければなりませんね。

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