初めまして、キッズテニスの皆さん。私、アメリカ・シアトルに住んでいる松谷と申します。今回は、次男俊希がリトルモーナショナルに出場し、11歳男子の全米チャンピオンになりましたので、御報告と日本で世界を目指しているジュニアの方に少しでもアメリカのジュニアの情報提供が出来ればと思い報告させて頂きます。
アメリカに来て、5年くらいですので理解している事は少ないかもしれませんが参考になればと思っております。

10月20日から22日まで、テキサス州・オースチンでジュニアの全米チャンピオンを決めるテニストーナメント“Little Mo National”が開催されました。現在現役で活躍しているアンディー・ロディック選手が最初に優勝したビッグトーナメントとしても有名な大会です。全米を17の地域に分けた地区大会でベスト8までが全米を東・西・南・北の4つに分けた大きなRegional大会に参加出来ます。そのRegional大会でベスト4に勝ち残った選手が、このナショナル大会に出場します。全米4地区からの勝ち残ったトップ16人の全米大会となります。
今年は8歳から11歳の男女で1500人が地区大会から出場しました。
USTA(全米テニス協会)は12歳・14歳・16歳・18歳の年齢別でナショナル大会を開催しますので、11歳以下の全米最大の大会になります。
大会要項に「Road to Little Mo」と書かれていますが、まさにRoadという感じです。
俊希は、地区大会はPacific Northwest に所属し、地区大会を戦い次は西Regional(北カリフォルニア・南カリフォルニア・アリゾナ・ハワイパシフィック)の戦いになります。
この西Regionalの大会はカリフォルニア州のサンディエゴで7月に行われました。
ここで、ベスト4になり10月にテキサス州・オースチンで行われるナショナル大会に出場できるようになるのです。
俊希は西Regionalの優勝者としてNo.2シードで出場しました。
17日の夜の直行便でオースチンに向かいました。
こちらを出る時のシアトルの気温が10度前後で、オースチンは30度を超える暑さで2時間の時差があります。
その中でのテニスですから、18日に1日体をアジャストして19日のセレモニーを迎え初日になる20日に備えました。
初日の20日に1回戦と2回戦、21日にセミファイナルを勝ち抜き、22日にファイナルを戦い7−5,6−3のスコアで見事優勝し、11歳の男子の全米チャンピオンになりました。
最終日の22日は雨が降り、アウトサイドのコートではなくインドアコートに急遽試合会場が変わりました。
本人曰く、コートのサーフェースが速く自分に有利だったと言っていました。アメリカでテニスを覚えたので、打って自分でポイントをとるスタイルなのでそんな事を思ったのでしょう。
ファイナルで戦った子は、12歳以下のナショナルランキングが46番の子でした。
12歳以下というのは、正確に言うと12歳11ヶ月までプレイ出来ます。リトルモーの11歳は今年の12月末で11歳の子だけです。また、アメリカは50州あるのです。
その中で46番というのは大変な数字です。正直、前夜に対戦相手のランキングを調べた時はびっくりしました。え・・・・・11歳で50番以内・・・。
試合内容は、1ゲームにミスは1回まで2回すると相手のゲームになります。
どちらが先に打って主導権を握るかというゲームの展開です。ですから、少しでもディフェンシィブにボールを返すとそれで終わってしまいます。
今回は勝てましたが、もう1回戦ったらわからないですね。そんな試合で、2セット目は少し相手がディフェンスシィブになり、俊希もアグレッシブに攻め続けられた事が勝因かもしれません。

去年は、今年セミファイナルで戦った相手に1回戦で負けたのでそれを考えると1年で物凄い進歩をしたように思います。

大会の名前のリトル・モー(Little Mo)は、女子テニス史上初の年間グランドスラムを達成したモーリーン・コノリー財団が主催する大会で、現役時代彼女が小柄だったため、「Little Mo」と呼ばれたところから大会のネーミングになりました。11歳とは言え170センチを超える選手も多く参加しました。俊希は140センチの身長差と体力差をカバーして、まさしく「Little Mo」にふさわしい勝利でした。

松谷 光一

Little Mo National Tournament
http://www.mcbtennis.org/



初日の1回戦・2回戦を終わり、Pacific Northwestのメンバーと食事です。俊希は少し疲れています。




セミファイナルが終わって、記念写真。


ファイナルが終わって、Executive Director の Ms. Carol Weyman と記念撮影


松谷さんありがとうございます