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Carlos Alcaraz

直接よく存じ上げているわけではないので偉そうなことは言えませんが、青山さん、柴原さん、ツアー優勝おめでとうございます。素晴らしい。mannys 写真撮ってね。

日本、オーストラリア、チェコ… くらいかな、僕の知る限り、ダブルスが盛んな国はあまり多くなく、60歳のお姉さんでもプリーツスコート履いてシングルやっているおフランスの風景を思い出しますが、世界中でダブルスはあまり好まれない。まあね、賞金額を見れはそのままなんですけどね。
当然トップ選手は参加しませんので、逆に言えばこっちが狙い目。それにシングルスにはない楽しさもありますね。

マッケンローくらいの時代まで、シングルス、ダブルス両方でプレーして両方優勝するような選手もたくさんいましたが、いつの頃からプロもひ弱になって… と、毎日シングルス、ダブルス、ミックスと9セット以上やっていた(昔はグランドスラムダブルスも5セットマッチ)トニー・ローチ大先生は嘆かれていますが、是非とも子供達にはダブルスの楽しさ、そして技術習得のためにやって欲しいですね。
キッズテニスカップの時にはよくやっていますが、本当に皆の笑顔が輝きますよ。

そして全豪予選。まずは下の写真、久しぶりの登場のオルガ・ダニロビッチ!。この写真はちょうどヨネックスに紹介した10歳の時のもの。
ものすごい迫力とウルトラ未完成… で、実は今も19歳ながら未完成… で中々ランキング的に爆発しませんが(コート上では常に爆発)、予選上がったので是非みなさん注目!。大物相手に爆発するか自爆するか… wowow さんよろしく。

そして facebook には出しましたが、この全豪で一番注目を浴びているのがカルロス・アルカラス。僕らの業界ではずいぶん前から注目されていましたが、彼のことはここにたくさん書きました。
2013年スムリクバボウル決勝。これは本当に素晴らしい才能でしたので。youtube あるので見てね。

さて、こういったジュニアの才能を見る時、なぜか専門家のように見られているような僕のようなので皆さんにちょっとしたアドバイスを。
小さのにすごいプレー、好プレー集、などを見るのも良いでしょうが、テニスってミスの方が多いスポーツ。敗戦も多い。
例えば成功した素晴らしい選手がジュニア時代、どういう素晴らしいプレーをしていたかも重要ですが、それ以上に、どんなミスをしていたか?、どんな情けない敗戦をしていたか?、どんな問題児で真面目に取り組まず、行く末危ぶまれていたのか?、これをしっかり見る人は少ないと思いますし、それをたくさん見てきた僕であります。
だって、超一流選手が成功の道を歩んできたとすれば、そのミスの数々、負けの数々、問題の数々も何も悪いことではないし、ある意味必要な負の指標とも言えるからです。

近年よく見るテニス選手歴のない保護者の指導で問題があると思うのは、この負の指標を認めず、常に完璧であることを求めようとすることだと思うし、その感覚の指導が日本人に少ない爆発力のエネルギーを殺している原因とも言えるかもしれませんね。

続く

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