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ATF 山梨14歳以下

tour 55 ヨーロッパ遠征のギャラリーを遠征中ですが毎日アップしておりますので見てね。被写体も風景も圧倒的に綺麗ですし、写真も上手。更新するたびにランダムに配置が変わるシステムを採用しましたのでおもしろい。
スムリクバボウルも3年ぶり開催で、盛り上がり。鈴木コーチ、小林コーチ、そして子供たちも全員元気に活躍中。
最後まで無事に頑張れるように祈ります。

さて我々、というかノアテニスアカデミー千葉白子の5名はエントリーしていませんでしたが予選に出れそうだ、ということで急遽山梨、クラブベルデで開催されるアジアテニス連盟 ATF の14歳以下大会に参戦。
「ATF」というと馴染みがない方も多いと思いますが、ITFジュニア が世界全体の18歳以下を管轄し、その一部として我々がよく行っているテニスヨーロッパ(昔はETAと言ってましたが同じイニシャルの反社会的組織があるようでボツ)やアジアテニス、つまりはATFがあり、素晴らしく効果的に機能して世界トップ選手を続々育成しているテニスヨーロッパ(以後略してTE)に対し、さっぱり機能できないATFという図式は随分昔から。
…まあねえ、車1台でどこでも回れるヨーロッパと違い、アジア各国は移動が大変だということや、アジア人種の特徴として「その国の地位」の固執するということもあるでしょう。ウインブルドンジュニアよりも全日本ジュニアを選ぶ人が多い。

そこを数年前からスポーツサンライズさんが頑張り、ジュニア、シニアなどの大会を誘致しているわけで頑張ってほしい。
順序からいえば、全日本で上位に入る選手がアジアジュニア選手権を目標に頑張り、さらにヨーロッパ、世界を目指すということなんですよね。アジアエリアが意味を成していない過去は変えなくてはなりません。
随分前に専門誌で叩いたアジアジュニアがありましたが、今や消えて無くなっている感じです。

さてさて赤い土を撒いてアンツーカー風になったベルデ。うちの5名中3名が予選を勝ち上がり、ダブルスは準優勝。シングルスは最年少10歳の紗希乃が予選1回戦で苦戦し負けそうだったのに全部勝ち上がり優勝。勝負はわかりません。この体格で10歳でATF14歳以下優勝は恐ろしいレベルですね。

まあ、正直その年齢でいくら強くとも本当にプロ選手を目指すのであれば20歳以降にどうなるかということで、この業界長い人であればご存知の通り松島が過去指導してきて世界一位になり、その後さっぱりに消えた選手も一人ではない。そのことをしっかり自覚し、より高い、より大きなテニス、レベルを目指して毎日頑張っていくしかありませんね。
ちなみに、松島が継続して指導して消えた選手はおりません。

「思い出」を作るのであれば「今」勝つ事を考えましょう。どんな事をしてでも。
関東に来ましたが、特にこの地域、関西などの都会にも多そうですが、そんな事を考える親子、コーチも大半でびっくりです。
僕らのような田舎の人間の方が純粋に世界を目指している人が多いんでしょうねえ。

10歳でATF14歳優勝は確かに凄いですが、もしも勝てた理由があるとすれば、日々、はるか遠い目標を目指して頑張っているというところでしょうかねえ。

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