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Little Mo International 2022

毎年出場しているリトルモー国際はコロナ前に参加者が少なくなり、元気なくなった感じでしたが昨年くらいから猛反発。今回は過去最高の参加者だそうで、規模的には界最大のジュニアテニス大会と言えるでしょう。8〜16歳までですけどね。
ウエストパームビーチ周辺の6会場を使い、チームで参加する我々はスタッフが3台の車で駆け回るのですが、シングルス、コンソレ、ダブルス、ミックスダブルスとチャンスも多く、でっかいトロフィーもらえるので皆気合い。
エントリー費が3万以上というのがちょっとですが、円安だけでなくアメリカのインフレ状況は凄まじく、ガット張替え料が25ドル。全ての物価が上がっており、この遠征の収支も恐ろしいことになっているような…。

まあとにかく、パートナーを見つけたりプレゼント交換したりしてお祭り気分のこの大会、皆で良い思い出を作っていきましょう。

さて、一人エディーハーに残った紗希乃、1回戦で非常に強い韓国のシード選手を人生最高の絶好調のネットプレーとスマッシュでぶっ倒し、準々決勝。アメリカトップ、IMGで練習するパキスタンガールに喰らいつくも破れベスト8。調子はイマイチでしたが、多くの観衆と関係者を集め、彼女にとっては多くをもたらす敗戦となりました。

このコラムは、多くの皆さんに少しでも参考になるように色々なことを書いていますが、もしもあなたが本当に世界のプロを目指すのなら何が必要でしょうか?。
すごいフォアハンド?、トレーニング?、はたまた、目の前の試合、ポイントを1個1個勝って世界まで上がっていく?、どことかの試合に勝って海外遠征に連れて行ってもらう?…。
日本にはたくさんのテニス関係のプロがいますが、そのほとんどの方々は実際グランドスラム選手になる過程をご存知ないし、その方向に進める道はほとんどないと言えると思います。唯一盛田正明テニスファンドくらいでしょうし、そこも日本での育成をそもそもあきらめています。

ではなぜMMTFは可能性があるのかというと、それは簡単、MMTF、IMG はすでに多くの選手を輩出しており、そして多くの失敗も経験しており、プロセスをわかっているからです。

まず、どれだけ才能があっても選手は一人では世界へ行けません。世界をわかっている優秀なコーチが必要です。そしてこの業界を熟知し、総合的にマネージメントしてくれる人間、組織が必要です。
そして、世界中の多くのご家庭が嘆いている第1原因、経済的困難は優秀なマネージャーがどうにかしてくれます。それが仕事ですから。

つまり、世界を目指すにはそれ相応のスタッフが必要ということで、その出会いを求めて世界中からこういった国際大会に皆集まってくるわけで、彼らはプロなので優勝や勝敗ではなく、その才能を見定める為に1回戦から熱心に見ており、総合的にマネージメントするプロ、用具を契約するメーカーのエージェント、練習拠点のアカデミーなどの見極めるこちら側の才能も試されますね。

全国優勝しても協会がグランドスラムまで連れて行ってくれることはありません。
自力で世界を周り、才能があれば必ず良いエージェントが助けてくれます。

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