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tour 67 U12 終了

第70回を迎えるキッズテニスカップ福岡大会のエントリー始まりました。早くも全国からエントリーありがとうございます。
もう10年以上続いている福岡大会ですが毎年人気は高く、いつも参加してくれる本村剛一プロの特別レッスンと合わせてみなさん楽しみましょう。そしてこれも毎年ですが、会場のグローバルアリーナには選手だけで泊まれますし、空港送迎もしますので、子供一人で飛んできて大丈夫です。
みなさん福岡で会いましょう。

小林大祐コーチが引率する tour 67 12歳以下のチームがハンガリー、チェコ、イタリア、ボスニアのテニスヨーロッパ遠征を終え、無事に終了です。子供達の面倒を全て見て長距離移動は小林コーチ大変だったと思いますが、この経験が子供達の未来に役立つことを祈ります。
このチームは帰国して全日本ジュニアを目指すことになりますが頑張ってね。

さて全日本など完全に無視している14歳以下、tour 66 の我々はセルビアでチーム米沢にお世話になっていた心優と優希コーチが合流し、パリへ移動。日本から来た裕太郎もキャッチしていつもながらの渋滞のパリをドライブし、パリのすぐ西のサンクルーで行われる伝統のステイドフランス大会が始まります。

実はここから数大会続くカテゴリー1、スーパーカテゴリーが「ヤングスターシリーズ」と呼ばれ、テニスヨーロッパの、いやいや世界トップのジュニアを考える上で最も重要な遠征。ナダル、ガスクエ、デルポトロ、エナン、ヒューイット、アルカラス、などなども僕はここで初めて見ました。そして彼らは決して優勝していたわけではないけどね。ステイドフランスはその第1戦。
今年も遠征費全て無償で招待される南米、アジア、ヨーロッパからのITFチームも多数参加。オーストラリアなどは協会参加。各国ナショナルチームが自国のレベルアップのために多数の選手とコーチを派遣しています。

もちろん日本協会は不参加。予算がないのか興味がないのかわかりません。ユニクロさん、柳井さん、全日本だけでなく、こういうところを改善しないと強くはなりません。笠原監督時代のその昔は参加。
さて、そういう場合、自費で参加する自国の選手、コーチ、親をナショナルチームとすれば、選手のコーチも親もホテル代、食費などのホスピタリティーを受けることができ、経済的に非常に助かります。こういう選手も多数。協会としては予算を使わずメール1本で済むので自国の選手のために合理的。
しかし、何度か書いているように我々は唯一の日本人だけど協会からの推薦がないので全て自費。理由は選手もコーチも選出された代表、ナショナルメンバーではないから。それはその論理はある意味正しいと思いますが、非常にお金やツテが必要なジュニア修行時代に一番重要なサポートをどうにかするべきでしょう。そうすればもっとたくさんの日本ジュニアが海外の経験を積むことができますからね。

昨年11歳で結構な成績(準優勝1、ベスト4、2、など)を残した紗希乃ですが、11歳で出場した14歳以下のポイントは認められないという不思議なルールと、今年1月のビッグイベント、ターブはご存知のように第2シードに1回戦負けでランキングは非常に低いまま。ポーランド、セルビアでの優勝を入れてもギリギリ本戦。心優はギリギリ予選。裕太郎も予選。本戦に上がれたとしてももちろん全員シードはつかないので、厳しいドローになるかもしれませんが、最後まで頑張っていきましょう。

テニスヨーロッパのカテゴリー1は大きなプロ大会と同じシステムをとっており、シングルス、ダブルス、コンソレなど、選手が勝っていれば選手本人ホテル代、食費など無料。そういったサービスをするために大会運営側は頑張って営業してスポンサーを獲得するよう努力をしているわけで、世界中から集まる選手にいかにサービスをするかというのが運営の姿勢なわけです。
どこかの国のような「試合をさせてもらっている」と大会に頭を下げるよなことはしません。大会も選手もお互いに敬意を持ち、共存して上を目指すのです。

ま、とにかくあまりに高い経費なので、できるだけ勝ち続けて欲しいと願ううちのチームでございます。

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