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ITF Roehampton

ロンドンへ戻ってギリギリ滑り込みでウインブルドンジュニアの前哨戦、ローハンプトンの予選にチャレンジ。実はここが今回の遠征の大きなキーポイントだったわけですよ。

ローハンプトンは大会自体「300」のグレードですが、次週のウインブルドンジュニアはトップの「1000」。世界中から憧れの聖地に集まるジュニアはイギリスに早く入り、芝で練習し、前哨戦に出場するため、300と言えども1000のウインブルドンのほぼ同じメンバー。ITF60位でも予選。

紗希乃は300位ギリギリ、ワイルドカードではなく自力で出場。予選も大接戦で人生今までの最高のテニスを展開し予選2回突破。1回戦も30位の選手に勝ち、2回戦は写真の中国選手のパワーを崩せず負けましたが、ダブルスも1回快勝。
つまり、世界最高のジュニア大会同レベルに自力で出場し、そこそこ勝つことができたということなんですね。

ここで紹介しているように、彼女はこの3月、ノーポイント、ノーランキングで誰でも出場できるアジアの小さな島、スリランカのITF最低レベル「30」の予選ノーシードでITFスタート。
2大会連続で優勝し、4月にヨーロッパの渡りクレーの練習を積み、フレンチオープンジュニアの前哨戦となるイタリア3大会にチャレンジ。エージェントからは『強すぎて絶対に勝てないので他の周辺諸国の裏大会に行け』と言われていましたが無視。
2R、準優勝、2R、と健闘しITFランキング300位へ。
イギリスの芝を身につけるため、ロンドンで1週間練習。昨年は2回戦で負けてしまったテニスヨーロッパ14歳以下の芝大会に優勝し、ITFマンチェスター優勝。
そしてこのローハンプトンとなったわけですが、たった3ヶ月で世界トップ大会で戦えるようになったなんて本当に恐ろしいほどのことなんですね。

ただいま13歳7ヶ月なので、出場できるのは残り3大会。よって、これから大きな大会にどんどん出てランキングを上げるというわけにはいきませんが、全ては順調に伸びていっているということでしょう。
もちろん、今は素晴らしいでしょうがこれからも同じように行くとは全く限りません。今までの経験を活かし、じっくりゆっくりと成長を見守りたいと思います。

グランドスラムに出場するようになると、現地で各メーカーのサポートを受けることができるようになります。嬉しいですね。

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