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赤土にまみれ

今年のヨーロッパ遠征の要綱を出しました。ご覧のように10歳、14歳以下、ITFと全くスケジュールが違うので、今回は全く別の遠征として3つに分かれています。
10歳限定のスムリクバに関しては一般募集はなく、14歳以下、ITFのみ若干名の募集。誰でも参加OKのフロリダやオーストラリアと違って申し訳ありませんが、本気で世界最高の舞台で戦いたい方はご一報くださいね。お待ちしております。toru@kg8.so-net.ne.jp

10歳限定のスムリクバボウル遠征は今年も鈴木眞一監督担当。そして昨年のフロリダから弟子入りした女性の横村優希コーチがアシスト。2名引率体制でクロアチアを中心に10歳以下の大会を回り、世界最高のスムリクバボウル、そして11歳以下の DUB BOWL まで1ヶ月とちょっとを駆け抜けます。

14歳以下チームはまず5月中旬に行われるテニスヨーロッパ、カテゴリー1(一番強い)大会に出場し、それから DUB BOWL 13歳以下まで2ヶ月間ヨーロッパを転戦します。
数々の世界チャンピオンを生み出したテニスヨーロッパ大会で心と身体を鍛え上げる旅です。
松島徹が担当。

今回初めて行う ITFチームは、13〜15歳までのジュニアの経験のためにあえて最強に強くポイントの取れない東ヨーロッパの舞台を選択。6月中旬より4大会に出場予定。ポイントは取れないかもしれませんが、本当の意味で強くなることはできるでしょう。それがその後に役に立ちます。
小林大祐コーチが担当。

とにかく、赤土にまみれてもがき、苦労するための遠征。大きな意味があるのかどうかは旅する本人の未来だけが知っています。

さて日本では各地でツアー下部大会花盛り。我々も柏25000ドル大会に行って来ましたが、たくさんの色々な選手がいて面白い。我々のキッズテニスカップや海外遠征に参加した子、と言うか今や大人もたくさん。
そして、何が「面白い」のか?。世界各地から来た個性的な選手の素晴らしいプレー、真剣勝負が間近で見れるからであり、そして、プロとしてこんなに頑張っているのに、なぜ皆100位以内、グランドスラムに出場できるような選手になれないのか?、中にはこのレベルで10年以上留まっている選手もいるわけで…

正直なところ、このレベルでは活動する経費よりもはるかに賞金が少なく、プロトーナメントを回る選手としては成り立ちません。皆さん、親や企業のバックアップで選手生活を続けています。

テニスの素晴らしさ、そして逆に彼ら、彼女らがなぜにグランドスラムまで届かないのかを見て勉強するため、是非とも皆さん会場に足を運んでくださいね。
そしてもしも世界のプロを目指すと言うのであれば、ここを軽く通過しなければ飯食っていく本物のプロになれないことも実感してください。

写真は下部ツアーを乗り越え、上位ツアーにチャレンジしている本玉さん。がんばれー。

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