
今年は事情で10歳以下のたった3人のフロリダ遠征 tour 78 でしたが、鈴木眞一大監督の元、無事に全ての予定を終了し、帰国の途についているようです。
ほんの10歳で親を離れ、異国で1ヶ月頑張り、他人の子供の全責任を負って最高の経験を積ませようとする我々の行動はある人が見れば異常に無謀なことでしょうが、78回続けてきた意味は確かにあるのか?。
それは参加してきた子供達、ご家庭しかわからないことですが、これから未来を作っていく子供達にささやかなプレゼントができたことは間違い無いでしょう。学校や日常では学ぶことができないものを。
さて非常にコラム的なことが空いているここ。今日は多くいただいた質問などについてお答えしようと思います。
僕は基本的に記名、自己紹介があるものには直接返信しています。
まずここ最近非常に多いのが、『ウインブルドン14歳以下にはどうやったら出場できますか?』。
根本的に、この大会はそもそも「招待試合」です。「INVITATION」。よってこれは正式名称「The Championships」通称ウインブルドンを主催する AELTC オールイングランドローンテニスクラブの会議で決めることであり、僕が知るはずもありません。
イギリス人であれば正式な予選がありますのでそれで勝てば良い。テニスヨーロッパ、イギリスのレインズパークで行われるカテゴリー1に優勝しても出場権はあるようですね。これは国籍関係なし。テニスヨーロッパの大会を回り、ランキングを上げて出場し、天然芝で勝ちましょう。
書いたように、ここ数年、日本選手が連続で参加し、川口くんが昨年優勝したのに今年日本人がゼロ、韓国選手が4名?、というのは理由分かりませんし、そもそも各国テニス協会とは無関係なので日本協会などに問い合わせたり、全日本で優勝しても関係ありません。中には日本の元プロに頼んで色々動いている方もいるようですが…
2つのことが言えます。最初はいつも言っているように「山」が違うということ。全日本を目指して日々頑張っても、そもそもウインブルドンとは登る山が違う。装備も経路も日々の行動も予算も違います。全国優勝の先にグランドスラムがあるわけではない。
関東ランキングを上げるために家族で頑張っている皆さんは、それを理解しているのであれば良い。頑張りましょう。
もしも世界の大会で活躍したのであれば、最初から世界に出るしかない。そこでチャンスがあるかもしれませんし、そもそも出なければチャンスはありません。
美しい富士山の向かう側にヒマラヤ山脈はつながっていません。
もう一つ。ターブでもオレンジボウルでもウインブルドン14歳以下でも、何ならITF、グランドスラムジュニアでも、そもそも本気で「プロ」を目指す選手にとっては単なる「思い出」です。そんなジュニア大会に出場すること、優勝することよりももっともっと重要なことがたくさんあります。
シナー、アルカラス、サバレンカ、シフィオンテック、などなど、ジュニア大会で勝ちまくってましたか?。そもそもジュニアの枠など考えてもいなかったでしょう。
この子らのように10歳であれば「思い出」は重要ですし、一生に一度で良いからグランドスラムに出てみたい、という願いであればジュニアに注力するのも良いと思いますが、本気でグランドスラムに出場するプロを目指す選手、ご家庭、コーチは、登る山を間違えないようにしないと後悔することになりますよ。
さてキッズテニスカップ75千葉白子クリスマス大会、ノアテニスアカデミー千葉白子の年末年始練習会、まだ参加可能ですのでぜひ一緒に寒い中頑張りましょう。