白子移住完了

毎度ヨーロッパで鍛えておりますが、長距離トラック運転手に転職した方が良い才能で1300km一気に福岡から千葉まで走り、予定通り白子移住完了… と言いたいところではありますが、家の中は段ボールまみれで収拾つかず…。普段の生活ができるようになるには数週間かかるかな。
しましまあ、とりあえずキリの良いところで４月、テニスコート完成の前に引っ越し完了。

テニスコートの完成はギリギリキッズテニスカップ千葉白子には間に合わないようで４月末。今日もそうでしたが、それまでは３５０面ある白子のコートを借りて練習しておりますので皆さんぜひご一緒に。

アカデミーの完成予想図もできました。
昨年６月に生まれて初めて白子を訪れ、日本で唯一「テニスの町」と言われた聖地…。黄金期、町内に最高５００面以上あったテニスコートの過去と、徐々に硬式テニスが衰退し、ソフトテニスがメインになっていている現状。そしてこれからの未来をイメージし、この地にアカデミーを作ろうと思いついて１０ヶ月。たった１０ヶ月。

とうぜん我々の力ですから超小規模でのアカデミーで根回ししていたところ、ノアインドアステージ株式会社の大西社長が共に創造してくれることになり、一気に規模が増大。我々のようなよくわからん社会的二流人間では得られない説得力と資本力が加わり、こんな風な立派な贅沢なアカデミーができることになったんですねえ。夢のようです。

もちろん、これができることは「はじまり」であり、ここから世界トップの選手を輩出し、たくさんの夢や思い出を作り、テニスを通じてたくさんの社会貢献をすることが目的ですので、これからが勝負。責任者として責務を果たしていきたいと思います。
皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

さてFacebookにも出しましたし、情報は世界中に流れていますが、決して巨大資本や商業主義では作れない、世界で最高に素晴らしい、美しい、唯一無二のジュニア大会、スムリクバボウルが昨年に引き続きコロナの影響でキャンセルされることになりました。
誠に残念です。

主催するミオさんは家族と経営するクロアチアのど田舎のたった３面のコートで世界を魅了していたわけで、彼の決断は涙無くして語ることはできません。

彼の話は長いので有名ですが、文章も長いです。
しかし、それだけ彼の心情を分かってあげてくださいね。

そして、日本のジュニアの皆さんはあまりに「目の前」ばかりを見過ぎているような気がします。
もしも本当に世界で活躍する選手を目指すのなら、そのスムリクバボウルはほんの小さな節目のようなものであり、たとえそれがなくなっても、何も変わらずひたすら世界へチャレンジし続けるしかありません。