下と上

TSITSIPAS,Stefanos(GRE)[14]
def BAUTISTA AGUT,Roberto(ESP)[22]
7-5 4-6 6-4 7-6(2) Quarter-Final
22 Jan 2019
Australian Open 2019
MELBURNE PARK
MELBOURNE AUSTRALIA
Photographer / MANO,Hiromasa
©MANNYS PHOTOGRAPHY of Tokyo
mannys@mannysjp.com

いよいよ明日より2021年初のキッズテニスカップ。第56回沖縄大会。(開催が決まった順番が前後しているので番号は開催順とは限りません)
久しぶりの沖縄で楽しみですし、今回は沖縄の子供たちとの練習会もあるので嬉しいですね。

以前は沖縄中部地区にコート10面を持ったホテルがあったので、そこで定期的に開催していたのですが、それがなくなって石垣島になり、沖縄にはご無沙汰しておりました。
かの地には公営コートはたくさんありますが、ソフトテニスも盛んで、そこを週末占有して大会を行うことは難しいんですね。

今回はスムリクバボウルの代表を決める種目のみの小規模で、5面のみですので開催。クレーコート、そして全国どこからでも移動がし易い、などなどの条件から沖縄大会が決まりましたが、今後も踏まえて考えていきましょう。
このサイトや facebook をお楽しみに。

さて、オリンピックはさておき、今年のスケジュールに関して色々と考えているんですが、非常に厳しい世界トップのことを書きながら誰でも出れるキッズテニスカップや誰でも参加できる海外遠征など、「いったいお前は何をしているのか?」という疑問を持たれている方もいらっしゃると思うので、ご説明を。
我々、といっても今はほぼ僕だけがやっているわけですが、守備範囲は下と上。
そうです。どんなレベルでも参加できるイベントで楽しくテニスして世界中に友達作って、テニスというスポーツと通じて人間的に成長してほしい… というか、自分としても成長したいと願っており、そういった意味ではテニスの成績などどうでもいいこと。
スポーツの本質を目指します。

そして本当に「たまたま」、僕がテニスを始めた頃からたまたま関わってきた「プロ」(グランドスラム出場レベル以上という意味)の世界の仕事。正直、これって僕がやることもないと思うんですが、日本という国は世界中でも圧倒的にテニスが盛んでジュニア選手も多く、テニスビジネスも成功しているにも関わらず、本当にプロとして世界で活躍する選手に育成される道があまりない。というか、皆知らない。というか、巷で「プロコーチ」とか、「世界へ向けた育成を」とか看板立てているコーチ、関係者ですらあまり知らない。という悲しい事実があり、できる範囲で「そこ」へ行ける可能性がある選手を「そこ」へ連れて行けるようにしています。日本人に限らず。

これは「たまたま」が絡み合って諸外国の世界トップ選手、コーチ、エージェントなどなどと友好的な関係が築かれてきた結果こういう役目を担うようになってしまった感があり、実は世界を回るツアーコーチになってウインブルドンのファミリーボックスに座る… なんていう夢は全くない。年も年ですけど昔から。
だってテニスのコーチって普段のボロい練習コートが檜舞台ですよねえ。

つまり、底辺の楽しい一般テニスキッズと、茨の道をゆく世界トップを狙うキッズが守備範囲で、日本の多くのジュニアの皆さんが目指しているという全日本やインターハイ、全日本選手権などは全く我々の範囲内ではないわけで、人間、組織、誰しも自覚するべき自分の「できる範囲」をしっかりと責任を持ってやり、それ以外は他の方々にお任せするのが筋だと思うんですよね。

ここで皆さんに紹介しているキッズテニスカップや海外遠征は本当に誰でも参加できる楽しいイベントであり、プロの育成はまた別物。そして今度、アカデミー開設によってプロ選手を目指す選手の受け入れ間口が多少大きくなるわけで、今後楽しみ。もちろん日本人だけではないことになるでしょうけどね。

例えば10歳12歳などの皆さんはまずは世界を見ましょう。体験しましょう。できれば選手だけでなく親もコーチも。
そして今後どういった方向へ進むのか考えましょう。
今のトッププロでさえ皆迷いながら不安を抱えながら長い道のりを頑張ってきたわけで、誰も成功する保証などない。

ただ、確実に言えることがあるすれば、どんな道にせよ毎日笑顔でテニスができれば、それはテニスの結果、成績ではなく、幸福感溢れる人生を送ることができるであろうということです。

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