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佐用大会、引っ越し、ゴールデンウィークと重なり時間がなく更新遅れましてすいません。
第61回キッズテニスカップ佐用大会のギャラリーもアップし始めましたので見てね。まだまだ続いてアップされますよ。
子どもたち一人一人、誰しもどんなプロよりも輝いております。この思い出を家族で忘れないように。

そしていよいよノアテニスアカデミー千葉白子のクラブハウスが完成し、4名の寮生と共に引っ越しました。これから5名のアカデミー生と毎日頑張っていきます。
これから徐々にメンバーも増えてくると思いますが、目の前の試合ではなく、しっかりと将来を見据えた育成を考えていきたいと思いますので、ぜひ皆さん気軽に来てくださいね。

ゴールデンウィークも毎日たくさんの選手に来ていただき、次週の柏TTC全国選抜と同じサーフェスのうちのコートで調整もバッチリかな。週末など、1日だけの参加、宿泊も受け付けていますのでどうぞよろしく。
朝起きても夜寝ても、窓の外はテニスコート。
第62回キッズテニスカップの白子大会では、うちのコートで大会を行いますので楽しみですね。

白子大会、まず、雨に弱いうちのハードコートですが、周辺町内に350面オムニコート(砂入り人工芝)があるため、雨天の場合やコートを増やすためにキャパが大きくでき、今回62回の歴史の中で初めて「オープン」の部を作ります。
まあ、最初ですからエキシビジョンのような感じでしょうが、これを機に白子大会時は年齢やレベルのとらわれない楽しい大会もやりたいと思いますのでぜひ皆さん注目を。
オープンの部参加の方はエントリー費はいただきませんが、大会のお手伝いをしてくださいね。

さて、色々なお知らせばかり書いているとお叱りを受けそうなのでコラムらしきことを。
カルロス・アルカラス君、随分前から書いていますが予想通りの伸び。9歳の彼を見た時、すぐに知り合いのエージェントに契約するように伝えましたが、彼は我々がチャレンジしているスムリクバボウルも決勝で負けたように、幼少期にダントツで才能があったわけではありません。… そういった意味で、たいして勝ってもいないのにテニスマガジンで「炎のマタドール」と紹介したナダル君に似ています。
しかし16歳になった時、恐ろしい選手が出てきたと話題になり、彼しかいないなと思いました。

じゃあね、何歳くらいから結果を出し始めるのがいいかというと、これはかなり難しい。
『小さい頃はあまり勝たない方がいい… とか言いながら、お前の指導する選手は小さい頃二人も世界トップになったじゃあないか!?』と言われそうですが、それはそれで理由があり、まず、極東のテニス後進国日本の選手はスペインの選手と違い、小さな頃からある程度の実績を残さないと保護者も周りの環境もなかなかサポート体制が整わない、ということ。
特に経済面。世界を相手にするにはお金がかかり、よほどのお金持ちでもない限り、スポンサーを納得させるにはそれなりの結果を出し続ける必要がある。

次に、絶対的に体格面で劣る日本人は、せめて体格差のあまりないジュニア時代にテクニックで勝つほど技術差をつける必要があり、体格の恵まれない選手が後伸びすることは相当に難しいということ。

では実際、僕がどういった指導をしきたかというと、10、12、14歳レベルにおいても、世界の選手と数多く対戦し、日本選手の得意な「安定性」では勝負せず、しっかりとした攻め、特にネットプレーを意識した練習、試合展開をさせ、ようやく成人になって完成するような大きなテニスを練習してきました。その昔をご存知の方はお分かりのはず。
小さいのであれば先に攻めるしかない。

今現在、その選手は僕の指導を離れ、残念ながら才能を発揮できない状態のようで、『松島が勝たせすぎたから弱くなった』とか、とか、妙な悪口を言っている人もいるらしいですが、ほんのちょっとした指導の方向性でベクトルの向かう先はズレが生じ、世界トップまでの遥か長い道を行かねばならないテニスの育成では全然違う方向へ行ってしまうことも多々あるということです。

理想として、小さな頃から可能性のある大きなテニスを展開し、結果を重要視せず、伸び伸びと楽しく頑張り、ある程度の結果を残して周辺のサポート体制を充実させるということでしょう。

つづく

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