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DUB BOWL 優勝

すでにヨーロッパ入りして9日。毎日忙しく通信悪く更新が遅くてすいません。
12歳以下の二人はコロナの影響で世界中で混乱して乗り継ぎ悪くなっている影響によりウィーン空港で一晩過ごし、無事にドブロブニク到着… の予定が乗客丸ごと1機分の荷物をロストするという豪快な事件に遭遇し、荷物なしでいつもの定宿に。先発隊7名と合流。

もちろん荷物は届きましたがいきなりの DUB BOWL。毎年参加している11歳以下、13歳以下のビッグな国際大会で、今年は参加人数も過去最高、レベルも非常に高い。時差やクレーを考えるとちょっと厳しいですが、それもまたテニス選手になる修行ですね。

チームのメンバーは全員頑張って予選リーグにチャレンジし、親もいない異国で本当によく頑張りました。活躍は tour 55.5 で見てね。
昨年11歳以下で準優勝だった宮澤紗希乃は初日の一発目にクロアチア12歳以下1位のコラナ今年10歳。1歳年下。
旧知の中でオラオラとのびのび打ちまくるコラナに押され、何と「ダンゴ」でセットを落とし、敗退…。やれやれ… 今年は優勝を目指してきたのにいきなりこれとは…。
予選リーグ2試合目も旧知の強敵マルタ。これにはギリギリ勝ち、最後の予選リーグもマシンのようにミスらない相手を打ち崩し、どうにかギリギリ2勝1敗で予選突破。やれやれ。
決勝トーナメントでも3回戦、当たりたくないコラナと再戦。これも追い上げられながらスレスレで勝ち、準決勝はカザフスタンの第1シード。これはスコアー以上に大接戦で揉めまくって何度も審判入る中、根性で勝利。もはやクロアチアはホームなので大勢の「いけー!」の応援がありがたい。
決勝はマシンのように走り、打ち続けることができるイスラエルの女子。必死て打ち続け、空振りしても果敢に前に詰め、攻撃攻撃で頑張るもリードされ、ギリギリでファイナルタイブレーク。
長いラリーでも打ち続け、相手のマッチポイントも振り抜き、逆転で優勝。facebookでライブ配信も行いましたが、本当に凄い試合で、いやいや本当に大したもんです。

大会は写真のように日本と違い豪勢なもので、こういったジュニア大会は単に勝敗やランキングを決めるためのものではなく、子どもたちの将来に向けたスタートを助けるものであり、豪華な副賞がついています。… まあ、ヨネックス、BIDI BADU 契約といっても、上位のほとんどの選手がすでに契約していますけどね。
いろいろなスポンサーやお偉方さんが来て子どもたちを応援してくれたし、一番日本と違うのはこの大会を見るために大勢の子供や親やコーチが来てくれ、応援してくれるということ。小さな古いクラブですが。

入賞してメダルもらった子、もらえなかった子、それぞれいますが、今ここで素晴らしい時間を過ごし、素晴らしい友達を作り、生きていることに変わりはありません。
まだまだ続く人生において、この経験が楽しい思い出として残り、よりよい未来につながれば最高です。

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