今回は2大会連続のようなもので6日間と長かった第69回キッズテニスカップ千葉白子大会がいつものように盛大に盛り上がって無事終了しました。遠くは北海道、鹿児島、香港からも参加ありがとう。
参加してくれた皆さん、保護者の皆さん、クラブハウスに泊まってドンチャン騒ぎしたみんな、毎回毎回無報酬で子供達のために尽くしてくれるボランティアスタッフの皆さん、毎度毎度賞品を提供してくれるアディダス、施設を利用させていただいたノアテニスアカデミー千葉白子、さらにインドア使ったアポロコースト、その他全てに感謝します。ありがとうございました。
このキッズテニスカップはヨーロッパの「楽しい」大会を目標に開催されており、日本の「お堅い」運営に慣れて、そしてご自身もお堅い方々から見ればとても「ふざけて」いるように見えるでしょう。
全てが流動的であるのは、子供達だけでなく大会自体が「生きている」からであり、その場の状況によって子供達のために何がベストか判断しながら運営するためです。
特に関東地区はお堅い人が多いのでいつもなら必ず苦情が来るのですが、その辺りもちょっと浸透してきたかな。
とにかく、光り輝く子供達の写真を見て、「大きな何か」を失ってしまった大人の皆さんは自分の子供時代を思い起こして下さいね。
次回の開催は主要スタッフがこれから遠征ばかりなので9月になる模様。皆さんお待ちしてます。
さていよいよ春となり、実は今年はヨーロッパ遠征が始まるのが早いんですよ。理由は今日のコラムの内容です。
私、松島徹はこんなところで偉そうに色々書いており、偉そうにジュニア界に影響を及ぼしている… と考えておられる方も一部いらっしゃると思います。特にこのコラムを日本語で見ている方々。(翻訳でずっと見てくれている方も多数いますが)
が、実は全く違います。
そうなんですよ。ここに延々と書いているように、我々は日本という地域のお山の大将になる気は全くなく、あくまでテニスをやるのであればせっかくの世界的競技ですから世界基準を目指すわけで、では、一体世界のトップから見れば、ジュニア区分でも松島徹、何て誰が知っていると思いますか?。
誰も知りませんよ。どこかの大手マネージメント会社がありがたくも噂してくれていたらしいですが、よほどの人でもない限り僕のことを知らないし、その影響力などあるはずもない。
それはなぜか?。当然です。僕は世界で活躍した元選手でもなければ、グランドスラム上位で活躍する選手をしっかり育成した経験もない無名のコーチだからです。
世界基準で言えば、「元選手」というのは最低グランドスラムに出場していた選手で、一人前の「プロコーチ」というのは最低世界のトップをいく有名選手を無名時代からしっかり教えて上げていったコーチのこと。
自慢ではありませんが、私、全く該当致しません。
そしてこの時代、日本にそんな人は滅多にいないでしょう。
下の写真見ましょう。今まで世界トップに選手を多数送り出している世界の超一流エージェント(スターウィング、アディダス、バボラ)の方々と、その皆さんが大金と夢を投資している才能ある選手… ですよね。多分。
で、コーチは何の実績もない松島、横村ですよ…。
これってどうなんですかね?…。
まあ、すぐ「クビ」となる予定ですが(笑)、何せ年齢が低いので外国で世界トップのコーチに完全に任せるわけにもいかない。
よって、ここは長年世界トップに選手を送り出しているコーチ、クラブの力を最大限に利用しようという試みが今年から始まるわけで、つまりは我々コーチ陣の全く足りない実績の部分を私得意のなあなあズルズル強引な友人関係とマネージメント会社の資金力でカバーしようということですわ。
つづく…