日本の子供達は春休み。「休み」とはいえ全日本を目指す子供たちにとっては各地区の予選大会真っ盛りで保護者共々大忙し。SNSでも勝った負けた(負けると基本的に出す人はいないけどね…)と大騒ぎ。
何度も書きますが、「頑張った」と勝った子供を労うのはやめましょう。負けたからって頑張ってないわけではない。勝った相手が強かっただけ。皆一生懸命です。調子の良し悪しは誰でもあるに決まっていますから。
敗戦に不機嫌になる親やコーチは修行が必要。
「頑張った」と称えるのは基本的に負けてしまった選手に。負けた選手を称え、勝った選手を称えれば、全員が勝者であり、自ずとスポーツの真の意義が見つかります。
住んでいる各地区、県大会で勝ち、皆の憧れであるらしい全日本に近づく大勢の選手の中、tour 53 ヨーロッパ遠征に参加する選手はもちろん続く試合はキャンセルし、日本ではなく世界を目指します。
欧米諸国の夏休みは平均6月から3ヶ月。その間に世界中から子供達が集まる大きな国際大会が今や世界の中心のヨーロッパで数多く開催されます。
アメリカ、南米、オーストラリアからもナショナルチームが参戦。そう、柔道、相撲なら日本国内の修行でも世界レベルに強くなれるでしょうが、本当に世界レベルを狙う競技テニスでは、その強豪ひしめく中で小さな頃から戦い続けるしかありません。
無論、世界中の国々でナショナル、つまりは全日本のような国内選手権はあり、そのほとんどが夏に行われますが、僕の友人の娘のようにそれには出場せず、プロになる道を選ぶ選手も多い。
これはもちろん各個人、ご家庭の考え方なので自由に道を選べるのですが、日本人特有の風潮に紛れ、才能を見失わないようにしましょうね。
tour 53 は千葉白子大会で決定するあと2名を入れると現在選手8名コーチ2名。引率者に対して選手マックスですので、もしも希望の方はお早めに。
我々のホームコートの一つでもあるドブロブニクで行われる国際大会、 DUB BOWL (11歳以下、13歳以下)のエントリーも始まりましたので参加が決定している選手はこちらでエントリーを行いますね。
さていよいよ岐阜関ヶ原大会まであと1週間。まだまだコロナの影響で参加者は少なく、男女アンバランスは大変。でもどうにか良い大会にできるように頑張りますね。
人数も少なく、会場もメモリアルと違って広いので、通常のオーダーオブプレー方式で試合を行い、人数少なく余った時間はダブルスや練習マッチなどを行います。
そして今回初!。… 非常に評判の良かった琉球ガラス製の入賞メダルが製造工場の都合で無くなってはや1年…ですが、新たなチャレンジとして… 。これは当日をお楽しみに。
スケジュールも出ていますのでご確認を。
まだエントリーできますよ。