フロリダ遠征もいよいよ最終戦。10歳以下の選手は出場ができないルールになったジュニアオレンジボウルの代わりに、ノースマイアミビーチで新しい大会、マイアミタレントサーチが10、12歳以下で始まりました。予選の前ですから11、12歳の選手は両方参加できます。
せっかく世界からたくさんの選手が集まるのになかなか良い大会がなかったわけですが、この大会は予選リーグから決勝トーナメント、コンソレトーナメントとと全員が丸々3日間参加でき、初年度にしてはレベルも良く、豪華な的当て抽選会などもあって、素晴らしい。来年以降遠征される方は検討されてくださいね。
ジュニアオレンジボウルはいつものように各会場バラバラで開幕し、うちから参加した3名は残念ながら敗戦。何度も書いていますが、エディーハー共に有名な大会ですが、誰でも出場できるのでドローは運。初心者と当たるかもしれないしどえらいのと1回戦… とかも。
とりあえず、このようなフロリダの巨大な大会は上位へ食い込める実力がなければ思い出作りで、それはそれで良いと思います。「これから」が一番大切ですので。
今回ヨーロッパ勢が少ない分、カナダの勢い凄し。フランス語飛び交ってます。10年前まで誰もいなかったカナダに何が起きた?…。
ディレクターが連絡して来てくれ12歳以下に上がった紗希乃が決勝で負けたのはオジェアリアシムのクラブで練習する彼の姪っ子。随分前にも書きましたが、アメリカやヨーロッパではそんなの普通で、「お母さんテニス選手だったんだよね。」というと、皆ウインブルドンくらい出ておられます。「プロ」とか「選手」とか言えば、グランドスラム出ているのが当たり前でそんなのゴロゴロいますから。
もちろんコーチも同じで、我々のような日本人コーチに何ができるのか?… というのが世界の中心から考えると当たり前ですよね。どんな歴史も経験もありませんので。
まあとにかく、勝ったり負けたり様々な経験をするためにここに来ていますので、最後まで楽しく頑張りましょう。