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日本と人工芝

キッズテニスカップ60沖縄大会、地元沖縄のスタッフや沖縄県テニス協会のご協力、とご活躍で沖縄で一番大きな公営テニスコート、那覇市の奥武山テニスコートを使用できる可能性が高くなってきました。しかも施設の定休日も使って。
そうなれば、今キャンセル待ちの方々も十分入れます。

ただ、そうなると、コザのクレーコートと距離があるため、とりあえず最初の2日間は全員奥武山の砂入り人工芝(オムニ)コートでリーグ戦などを行い、最終日、ベスト4に残ったスムリクバボウルカテゴリーの選手のみ移動してコザのクレーで30分のクレー準備練習をして決戦を行う。という誰にも公平な感じで進行してはどうかなと思っています。
小雨でも降ればクレーは使えませんので、砂入り人工芝は安心ですから全体進行もうまく行くでしょう。

砂入り人工芝(「オムニ」はあるメーカーの商品名)は日本で開発された、日本しかない、と勘違いされている方もいるようですが、そうではありません。日本発祥ではないし、外国にもけっこうあります。しかし、ポピュラーではないし上級選手の評価は低いので選手の試合で使うことは少ない。
が、当然雨の多い日本のような風土には非常にマッチしており、レンタルコートでビジネスしたり公営コートで皆が楽しむには最適でしょう。テニスを普及する上で砂入り人工芝は優れています。

問題は、日本中のコートをほぼほぼ全部これに変えてしまった愚かさであり、10年後の日本テニスの競技力を無視して全国に営業をかけたコート業者の浅はかさ、各地域協会も右ヘ習えで統一してしまったことでしょう。
確かにこのコートで世界への練習を積むにはハンディーがありますね。特に砂の多いコートは滑りすぎる。

しかしね…、僕が目の前で見ただけで、日本の下部大会に来ていた数年後トッププロ選手たち。まあ見事にオムニだろうが何だろうが関係なくバシバシ打ってバンバン走ってゴンゴン根性で勝ちまくって去って次のステップに登っていきました。
つまりは、コートがどうのこうの言う前に本当にしっかり練習しろってことでしょうね。

島根県の田舎のクラブで育った錦織少年は当たり前のようにオムニのみで育ち、あんな風になったわけですよ。

61回佐用大会も砂入り人工芝です。バウンドが低いのがこのコートの特徴ですが、小さな選手ばかりのキッズテニスカップにはちょうど良いかもね。

6月からの夏のヨーロッパ遠征も問い合わせかなり来ましてありがとうございます。隔離も短くなってこのまま収束に近づけばいいんですけど。

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