21年このコラムが始まって以来初めてでしょう、6回連続日本人がトップ写真!。mannys ありがとう。
ここの写真はグランドスラムを取材するプロフォトグラファーの協力でニュースとして素晴らしい写真をみなさんにお届けしています。楽しんでくださいね。
慎吾おめでとう!。優勝カップがよく似合う。
クラブハウスも近々完成するノアテニスアカデミー千葉白子ですが、その前に続々と海外遠征帰りのジュニア選手たちが来襲。もはや小学生の球しか返せなくなっている僕はヒーヒー言いながらヨロヨロ頑張っているわけですよ。
世界を目指して頑張っている日本のトップジュニア選手、原﨑朝陽君、松田鈴子ちゃんなどの練習動画など作りましたので見てね。
彼らは普段、兵庫県のノアテニスアカデミー神戸垂水で練習していますが、同じ「ノア」のアカデミーということで今後もクロスして活動していきますのでどうぞよろしく。
日本ではトップとなり、ジュニア、プロを通して世界で戦い始めた選手にとって、大きな課題は誰しも共通していることがあり、それは「球威」です。
日本では小さな頃からどうしてもミスしない、コースを狙う、などとストロークもサーブも指導されることが多く、未熟な頃から球威を上げる、つまりはミスを重ねる可能性が高い練習は行われません。団体戦などでは「絶対ミスすんな!」が基本ですから、日本テニス環境でそんなことは不可能に近い。ある程度テニスが固まってからフォームを改造して球威を出すというのは相当難しい。
日本でも外国でもレベルが高くなれば、もう簡単にミスはしないし動きも良くなる。年齢を重ねるごとにミスしないテニスだけ、つまりは球威のある球を打てない選手は厳しくなるわけで、サーブの悪い日本選手はサービスゲームでもレシーブゲームでも相手から「ドカッ!」打たれたところからゲームスタートになるわけですよ。
これが日本ジュニア界からATP、WTAに行こうとする選手全員共通の壁であり、何度も書いているように、毎週毎週繰り返されるポイント大会でセコくダブルエントリーしてライバルのいない弱いところを回りまくったり、何とかちゃんに勝つために、というセコい練習をしたり、関東ジュニアに何人出場した、とか数えるクラブの大問題点。
まあね、日本国内完結型の選手、保護者、コーチ、クラブ、学校(これは当然)はもちろんそれで結構なんですけどね。
昔むか〜し、「お前パワーもないのに何でそんな選手用のラケット使ってんだ!。」とさんざん怒られたことを思い出しますが、太郎もスペインに渡った際そう言われたようで、うちに遊びに来てくれた選手もそれをお悩み中。
はてさて、世界を目指すというのは、化け物のような球を打ち、化け物ののような球を返す、ということですなあ。
さていよいよもうすぐ第60回キッズテニスカップ沖縄大会。おかげさまで順調に準備中。たくさんの方々にお会いするのが楽しみです。