全員勝者

Nadal,Rafael (ESP) (6) def
Medvedev,Daniil (RUS) (2)
2-6 6-7(5) 6-4 6-4 7-5 Final 5h24m
30 Jan 2022
Australian Open 2022
MELBOURNE PARK
MELBOURNE AUSTRALIA
Photographer / MANO,Hiromasa
©MANNYS PHOTOGRAPHY of Tokyo
mannys@mannysjp.com

いよいよ週末は初関西開催となる第61回キッズテニスカップ佐用大会。実はスタッフ誰も訪れたことがない施設なのでみなさんには不都合もお掛けする場合もあるかもしれませんが、全力で頑張って運営しますのでご協力もよろしくお願いいたします。

ご存知の方も多いと思いますが、キッズテニスカップは第1回からすべて、全国から集まってくださるボランティアスタッフで運営されています。
つまり、自分の子供もいないのに、給料も交通費もないのに他人の子供たちのために集まってくれる稀有な方々のおかげで大会は成り立っていますので、選手も保護者もスタッフも対等な立場として、全員が参加者です。
お互いに敬意を込めて頑張っていきましょう。

もちろん、何か問題があれば解決できるように努力しましょう。

facebook には出しましたが、注意点など。
・佐用スターリゾートにはコート群が2箇所あり、フュージョンクラブ側のコートで行われる開会式には、ノアテニスアカデミー神戸垂水の選手がゲスト参加して子供たちと対戦してくれます。場所をお間違えのないように。
・開会式後 under,over の選手はゴルフ場側のコートに移動して試合を行います。
・神戸空港、姫路駅におけるチャーターバスの発着場の情報を確認し、必ず小林コーチに連絡お願いします。
・チャーターバスは大型貸切で、費用は20万円かかり、よって利用料は一人片道4000円、往復8000円となります。
・当日は貸切状態ですので、宿泊する選手以外の食事は施設内で用意することができません。通いの方などは昼食の準備をしてくださいね。
・相部屋の希望などは当日宿泊施設で受けます。
・天候、進行によってスケジュールは変わりますのでチェックお願いします。
・既に振り込み済みでキャンセルされた選手は振り込み手数料を差し引いて全額返金しますので、口座番号と金額の連絡をお願いします。お知らせがある方には返金済み。
・コート間、宿泊、レストランなど、広大な施設の中にあり、多少歩かなければなりませんので、子供達がしっかり持って行動できることを考え荷物は最小限にしましょう。持って歩けないほど荷物は持たせないでください。
・子供一人旅の場合、当然「子供」ではなく一人の「選手」として成長して行く上でのチャレンジです。失敗は経験として見守ってください。
・往路チャーターバスを使う選手は少しだけ姫路城観光を行う予定です。

さて少し続き。
小学生柔道問題から色々と書いてきましたが、そもそもの生物の原理として生き抜いて行く競争、戦いが好きなのは当然、というか必須。戦争はなかなか無くならないし、スポーツも健全な戦いとはいえ、誰しも勝つことを最優先に頑張っている。それは否定できません。これがなければスポーツも将棋も成り立ちませんからね。

問題は自分の子供の勝利ばかりを渇望する親であり、その理由として生き残るためではなく、ほぼ見栄。特に小さい頃は親の分身のようなものですから、自分の果たせなかった夢などを乗せて見栄は倍増していきます。… 本格的なスポーツ競技経験がない親のほうがよほど気合を入れているのはそのためでしょう。

今日は競技レベルの点から書きますが、もしも本当の選手になることを考えるならば、どの年齢くらいに結果を出し始める必要がある、つまりはそれまでの結果は出す必要がない、もしくは出さないほうが良い、と考えられるでしょうか?。… 日本でも小学生の結果が全く将来に結びつかないのは皆さんご存知のはず。

国際的なレベルのテニスの場合、女子では14歳くらいから、男子では16歳くらいからでしょう。つまりは身体が出来上がり始める時くらいからということ。
もちろんもっとヒンギスのように早くから芽が出る選手もいますし、なおみちゃんのように女子も遅い選手もいますが、その「時」に素晴らしいテニスになるように技術を習得する練習を日々幼少時にしていれば、当然その場で勝つためにミスを少なくして必死で頑張っている選手には勝てません。

それでいいんです。身体が小さい頃に勝つテニスと、将来を見据えたテニスとではすべてが全く違います。

小国ながら巨大なスポーツ大国であるクロアチアの親、コーチの話を前に書きましたが、彼らは確かにこういったことがよくわかっています。試合、練習を見る目が違いますから。

特に日本を含むアジア地域、アメリカなどの多くの親、保護者は幼少期に絶対的な勝利を求める傾向にあり、そういった面が将来性を潰していきます。

我々のキッズテニスカップでも結果を気にする人がいるようですが、この大会は全ての参加者のためにあり、楽しく時が過ごせれば全員が勝者です。
小さくたって必死で正々堂々競い合うことは重要。しかし、結果に意味はありません。

皆んなそんなことは分かっているようでも、なかなか悟りが開けない… と悩むのも良しとしましょう。
それが人間です。

そういった意味で、うちのボランティアスタッフは悟っていると言えるかもね。

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