コンテンツへスキップ

tour 58 France

tour 58  France

今回の遠征はコーチと選手たった二人きり。理由の一つは出場する大会が12歳以下の世界一の大会と言われるテニスヨーロッパの大会で、出場することができる選手が限られるということ。
出場する各国の選手はその各国のテニス協会の代表として推薦をもらい、本戦にエントリーされているのですが、日本協会は昔から「ナショナルチームでないと推薦しない」という方針で、もちろん12歳以下にナショナルチームはないし、引率も無資格無戦績無学歴裏街道のワタクシですので、そりゃあ協会からは出場できない。
… ちなみに他の国はそれなりに強い選手は親引率でもOK。ナショナルチームでフルホスピタリティー。羨ましい。

特にコロナで開催されなかった数年の関係もありエントリーが多かった今年、テニスヨーロッパでそれなりの実績がある(昨年10歳で12歳以下カテゴリー1に3大会出場しベスト8が2回、優勝が1回)紗希乃は残念ながら本戦出場不可と個人的に連絡があり、予選から出てほしい、ということで順番待ちから予選ワイルドカードのギリギリ出場。やれやれ。

もう一つの理由がこの時期に他の大会がなく、このたった1大会、OPEN SUPER 12 AUREY のために高いお金をかけて遠征しなくてはならないということ。今まではどんなに優秀な選手がいてもこの理由で行きませんでしたが、今回は色々と事情もあり、たった二人でも遠征できるようになりました。テニスが強いだけではダメだということですね。

さて、機内食が食べれないという共通項を持った二人はおにぎりを大量に買って22時間けけてローマへ。ロシア上空飛ばないので時間マシマシ。
なんでオーレーじゃあないの?ということ、そんなとこ知り合いもいないし練習環境も分からないし、寒いよね、ということで時差にも弱い二人はまずローマへ。じいちゃんの歓迎を受け、湖で遊び、ローマ教皇の夏の家で遊び、ピザ食べてビットリアちゃんと練習し、どうにか根性で4時まで起きてましたが撃沈で夜中2時に起きる… といういつものローテーションで遠征の始まり。

ローマは毎日晴れ。暖かく過ごしやすい環境で楽しくプレパレーション(準備期間)を過ごしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください