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ダブルス優勝

10歳世界大会スムリクバボウル、DUB BOWL を中心にクロアチア国内を回る tour 59、kids-tennis.com としては初となる18歳以下 ITF 遠征 tour 61 が同時に日本を出発し、元気にヨーロッパで活動を始めました。EVENT のページで写真をアップ中ですので毎日見てね。

10歳の子らはほとんどが初めての海外遠征でしょうが、クロアチアの大自然と温かな皆さんのもてなしに身を任せ、世界のテニスを感じましょう。子供らは世界中から集まります。

日本人が ITF 遠征というと、近場でポイントが取りやすい、つまりは世界ではレベルの低いアジア地域に出てポイントを稼ぐのが普通ですが、うちの場合には最初だしとことん強いところへ行こう、ということで東欧。モンテネグロ、ボスニアの田舎で文字通り修行の旅。
ここで勝つことは相当に難しいでしょうが、アジアで勝って少々のポイントを稼いでランキング入りしても、どうせその後の世界では通用しない… なんてことだけは我々の主旨ではない。
チャレンジするなら世界の真ん中。ということでこちらも写真アップ中。

tour 59 の鈴木監督、横村優希コーチ、tour 61 の小林大祐コーチ、大変でしょうが子供たちの経験のために頑張ってください。

さてチャチャック。テニスヨーロッパ3回目のチャレンジとなるツッキーノは3回連続全力を出し切り奮戦。強豪に良いプレーをするもののあと少しが足りず3回戦負け。しかし、サッキーノと組んだダブルスでは、何度も危ういところを爆発力で挽回し、打ちまくって優勝。素晴らしいテニスをしました。でっかいカップが嬉しそう。

先週休んで2大会目のサッキーノは、前半ボコボコどフラットハードヒッターに苦戦するも打ち勝ち、準決勝の粘りに決めまくり、決勝は昨年のテニスヨーロッパ12歳以下カテゴリー1、ソフィア大会決勝のユーマニア、マリアちゃん。1歳年上ですが同体格でメチャしこい。
これまでの調子で楽勝かと思いきや、見事絶不調。モリアちゃんは全くノーミス絶好調で完敗。
まあまあ、人間ですからこんなことなんていくらでもある。落ち込むことも怒ることもなしなし。気にせずに笑って一緒にご飯食べました。

さて、お分かりの方はお分かりのはずですが、動画で見てもどう考えてもサッキーノのテニスはヨーロッパクレーコート、レッドクレー、アンツーカー、と呼ばれるこの遅いコートには不向きです。というか全くフィットしません。そんなことは百も承知。
もう20年前、ドイツの片田舎の ATP チャレンジー、ツルツルのインドアカーペットを走りまくる15歳のナダル君のことを書き、動画をアップしたのを覚えている人いますか?。
そうです、あの時は別の叔父さんがコーチで来ていましたが、あえて苦手なコートで修行するために頑張ってんだよねえ〜っと、ウインクして笑ってました。(その数年前に動画を撮ってテニスマガジンに掲載したのを覚えてくれていた)
「将来僕はテニス選手になりたい。」とインタビューに答えていたのが懐かしい。

この11歳という年齢、修行の場がヨーロッパのクレーというのは彼女の成長にとって非常に不利であり有利です。
目の前の1ポイント、目の前の1勝、10年後の自分… 僕はプロのコーチとして自分が見据える可能性を信じ、一歩一歩頑張っていきたいと思います。

明日からボスニアに移動

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