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OPEN STADE FRANCIS

このご時世、このサイトをご覧になっている方々は過半数スマホだと思いますが、PC で見ればトップ画面の写真は結構頻繁に変わっており、mannys が送ってくれるウインブルドン画像も大画面でありますので時々でも見るのがお得。そのうち消えてなくなりますので。

しかしまあ引退して尚更ジェントルマンになってしまったロジャー君。中身は昔のままであって欲しいけどね。
そう、日本の… あるいは世界のジュニア育成として、やはり立派な行いをしていなければ強い選手にはなれない、という公式はあってほしい。コーチとしては尚更。
実際、どんなにお金持ちの家庭の子であっても、数多くのサポートが必要なテニスという競技において人から好かれ、応援してもらえなければプロとして活動するのは難しい。
親も同じ。エージェントやマネージメント会社、スポンサー、コーチも人なので嫌いな人の応援はしたくない。つまり、人から応援されるような人間でなければならない、というのは事実。

がしかし、ロジャー君が全く不真面目なジュニア時代を過ごしていたように、ジュニ時代せこいミスジャッジを繰り返し、親は大問題を起こすような選手でも、世界のトップ選手になってしまうこともたくさんあるある。残念ながら事実。
道徳の教科書のように世界は進まない。まあまあ、世の中全部を考えれば当たり前ですけどね。

日本のコーチ、親はちょっと真面目すぎるかな、と思うこともしばし。特にスポーツ競技を真剣に取り組んでこなかったホワイトカラーの親にとって、全てが足し算のようにいかないテニス、スポーツにフラストレーション爆発すること多々。世界中の子ども達が頑張っているからそんな自分の子だけ上手く行くことなんてあるはずがない。
スポーツは数学でも物理でもなく深い芸術性を持った競争であり、日本の小さな土俵でも、世界の舞台でも、親の思うように行くはずがない。
おかげさまで沢山のメッセージをいただきますが、基本的にこの答えが全てだと思います。

コーチは他人を多人数見ていますので、その辺はもちろん分かっている。しかし、もちろんしっかり指導し、その選手の持っている可能性を最大限に活かしたい。それで選手育成のコーチは生活し、女房子供を食わせていますので。

なんだか取り止めのない文章になっていますが、要は清廉潔白、日々これ精進、絶対に失敗や挫折などしない、という考え方で自分の子供を育てようとすれば、それは相当に親子共々ストレスがかかるし、世界のトップ選手だって親だってコーチだって、失敗やダメダメエピソード相当ありますので、その辺ゆっくり考えた方が良いと思うこと。
テニスで家庭崩壊なんて勘弁ですよ。
テニスで勝つより、しっかり自分の幸せを考えましょう。

さて tour 60 はいよいよ後半戦。テニスヨーロッパ14歳以下、カテゴリー1、スーパーカテゴリー4大会に挑戦です。
とはいえ、まだ11歳なので14歳以下ランキングもつかず、ほとんどが予選からの出場となり、すぐに強い選手と当たる可能性大ですので、なかなか厳しい後半となりますが、そこは重々承知していますので、10年後にこの経験が生きるよう頑張ります。

現在我々はパリ郊外。明日から予選始まる OPEN STADE FRANCIS はもう20年前?、懐かしい tour 12 で戦った伝統の素晴らしいヤングスターシリーズで、広大な王立庭園の中にあるテニスコートで開催。
みなさん応援よろしくお願いします。

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