先日山梨、クラブベルデで行われたアジアテニス連盟14歳以下女子、シングルス、ダブルスともにノアテニスアカデミー千葉白子の渋谷月姫13歳が優勝しました。おめでとう。実莉もダブルスおめでとう。
丸1週間勝っても負けても試合が続くこの方式はジュニア強化の為にもってこいのシステムだと思いますね。
ただ、テニスヨーロッパのように有意義に次の舞台を用意できるよう、アジアテニス連盟も頑張ってほしいです。
今日は柏市にある吉田記念テニス研修センター、TTCにおいて恒例の指導者セミナーが開催され、横村コーチと共に山中夏雄コーチの講義を受けてきました。
TTCは僕にとって唯一、色々と学ばさせていただいているところであり、福岡に帰ってゼロからジュニア育成を始め、初めて全国大会に出場、そして優勝したのもここ。柄にもなくシンポジウムのパネラーもやらせていただきましたが、非常に縁深いクラブです。
何十年コーチとして生きてきても勉強は必要です。僕の場合はあまり「テニスの指導者」、のようなタイプの方々から学ぶことはあまりありませんが、彼のように当たり前のことを当たり前にひたすら通し、「普通」でしっかり実績を上げてきた日本人コーチはなかなかいないので、非常に勉強になりました。
システムや理論で特別な才能を持った選手を産み出すことはできません。いくらお金があっても無理です。
愚直なまでに延々と道を貫き、それと輝く何かがぶつかって初めて一つの物語が生まれます。
山中夏雄コーチは縁の下でそれをやり切ることができる立派なコーチだと思います。
さてさていよいよ明日からフロリダ遠征。今回は11名のジュニア、4名のスタッフの結構大所帯で盛り上がる予定。日本からは他のチームも入れ50名ほどがフロリダ入りするようですが、やはり物価高騰で非常に短期が多い。
その理由として遠征費のほか、アメリカ USTA大会の選手選考として新システム、新ランキング制度を導入し、外国選手が出づらくなったこともあげられます。いよいよ外国排除… つまりはヨーロッパに勝てなくなっても良いのか???… ですけどね。
国際的な物価高騰もあり、今年のフロリダはヨーロッパ勢が非常に少ないのも特徴。どうなることやら。
とにかく、子供たちの時間は限られていますので、しっかりとできうる限りの良い経験を積めるように頑張ります。
現地からのレポートもよろしくね。