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WTN ?

リトルモーが終わり、いよいよフロリダ遠征最後の大勝負ジュニアオレンジボウル。
40年くらい前では世界中のトップジュニアがここに集まり、本当に世界のトップを決める大舞台が用意されているフロリダでしたが、どんどんどんどんと世界の中心はヨーロッパへ移り、結局ヨーロッパの強豪がアメリカへ遠征することも少なくなり、実際、各大物エージェントもあまり興味を示さずさっさと帰っていく様を見ながら、いやいやアメリカンテニスドリームも終わったかなと感じる今日この頃。
日本のジュニアテニス関係者の方々にとってはまだ聖地なんでしょうけどね。

そしてやっかいに、WTN登場。
それまで世界バラバラの選手たちの実力判断に関し、UTRがようやく機能し始めて安定してきた矢先なのに、ITFなどはよほどそのUTRのシステムが気に食わなかったのかどうか、独自でWTNシステムを作り、そのランキングでこのエディーハー、ジュニアオレンジボウルの選考基準を決めるという世界的に言えば暴挙とも言えることを実行。
よって今回のシードもええ加減だし強くても出れない選手もいるし、紗希乃は14歳以下であればポイント的に予選にさえ出場できない可能性があり、仕方なく今回のオレンジボウルは12歳以下に出場ということに。

USTA アメリカテニス協会はよく言えば変化に富、革新的なのですが、あまりにコロコロ変わりすぎ、しかも全てアメリカ選手だけを中心に考えているので、海外選手からは敬遠され、それでさらにアメリカテニスが弱くなる… という悪循環… を分からんかな、USTA。
海外選手にアメリカ大学テニス推薦枠を取られたくない、という思惑もあるかと思いますが、鎖国すれば競争力が落ちるのは必定。

なんだかんだ言っても実は雨続きのフロリダ南部。すでに3日間が雨でディレイ。
どうなることやら。

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