多忙につき更新遅れていますが無事に帰国しまったりとアカデミーで仕事をしておりますので皆さんよろしく。
まずはいよいよ来月に迫ってきた第６９回キッズテニスカップ千葉白子。これは通常の８、１０、１２歳以下大会と２０１４年生まれ限定の世界最高峰の大会、スムリクバボウルのアジアパシフィック予選を兼ねており、世界から選抜されたジュニアでなければ出場できない最高の舞台へ出場できる唯一の予選大会です。日本以外にお住まいの方はその国でトップ選手であり、アンバサダーを通じて問い合わせてみてね。
今年もこの予選から男子３名、女子３名が選出予定。もちろんご家族や自身のコーチとクロアチアまで遠征され、世界トップの選手をその目で見るのが一番ですが、毎回我々でも遠征を組んでいますので、お任せいただければ付随した国際大会も多数ありますのでヨーロッパ遠征に行きましょう。
西洋諸国ではほとんど６月から８月まで３ヶ月間夏休みなので、世界大会が開催される６月は日本の学校を休むことになりますが、今や文科省も「一芸」が個人の身を助け、スポーツを応援する気マンマン。勉強もしっかりすれば問題ありませんから、皆さん遠征の準備もよろしくお願いいたします。
そして書いたように世界大会はアンバサダーが重要。態度が悪い選手や親の場合、平たく言えば「日本の恥」ということになりますのでうちの大会から世界へは推薦しませんのであしからず。
子供達一人で泊まる子も多いので楽しみですね。エントリーまだまだ受け付けてますよ。
宮澤紗希乃選手は彼女が１０歳の２年前、コロナで世界大会自体が開催されなかったので戦績なし。まあ、あの荒っぽいテニス、１０歳、クレー、グリーンボール、では勝てなかったかな。
１０歳で将来決まるようなこともありませんので、良い思い出作りとして頑張りましょう。
さて今日はこの写真。選手も優勝プレートも裏… 暗い… けどいい写真ですね。何かじっくり感じるものがあります。
まあとにかくね、昨年のオーレーにしろ、今回のターブにしろ、ジュニア大会なのにお客いっぱい。これは以前にも書きましたが大雑把に言えば２つの要因があり、まず日本のジュニアもプロも全日本選手権も見ていて面白くない。正直（いつもそうだ）松島はお金と時間を使って見に行こうとは思いません。多分多くの方々はそうなので関係者以外はほぼいないわけですよね。
これは我々コーチ、親の責任で、テニスを始めた最初から、せこくせこく目の前の小さな大会に勝つことを積み重ねてきた結果、ミスのない地味なテニスを展開する選手がほぼ全員であるということ。
誰か２００kmのサーブ打つ練習毎日しますか？…。
本人「攻めている」と言いますが、本当にそうですか？…。
１試合で何本エース取りますか？…。
しょぼいボール打って相手にミスさせカモ〜〜ん… って喜んでいませんか…。親も。
スポーツを見ていて心が湧くような感動がなければ一般の観客など集まるはずがないし、お金と時間使って来るはずが無い。「迸るエネルギー」を皆見たいのです。
次に、これは皆さんにもわかりやすい。野球やサッカー… まあバレーボール、フィギュアスケートにも負けるのはいいでしょう。テニスが。ある意味仕方ない。が、今やバスケットにも卓球にもメディア露出も注目度も負け、どこまで下がり続けるテニス…。錦織、大坂頼みのみですかね？。
そしてイタリア協会は書いたようにパデル！？？？、アメリカはピックル！？？？、日本でも… 一体なんでわざわざテニス人口を減らすようなことをしようとしているのか？。もちろんテニスでは食えないコーチや団体がお金のためにやるのならある程度仕方ないかもしれませんが、少なくとも今までテニスで飯を食ってきた「プロ」としての誇りを持った人間はこのまま衰退をどうにかしようとするべきです。
特に協会。結局、他の競技は日本政府、文科省、JOC、の下部機関であり、国民の税金で動いてさらにジュニアから高いエントリー費をもらって動いている各スポーツの協会が色々と動いて仕掛けているわけで、テレビ、地上波などのメディア露出は各協会の広報部隊の実力とも言えます。つまり、協会の営業力の差がモロに今のスポーツ注目度を作っているわけで、では日本の協会は…。多分皆さんボランティア活動と思われているのでは無いでしょうか？。
無論、大手広告代理店を使ってイベントすることもあるでしょうが、そもそも長い歴史の中、その代理店の担当は窓際属であり、どうせ大して儲からない案件にエースが来るはずがない。何度かそういう方々ともお付き合いしましたが、アイデアなし、下請けに丸投げ、手数料だけ貰います、状態。
これじゃあ何も変わらないよねえ。
今日本テニス界に必要なので本物の実力を持った「プロ」の仕掛け人であり、たかが小さな日本、そこのテニスなんてズバッと変える力を持った一人の人間でしょう。
