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tour 66 始まり 

今年も夏のヨーロッパシーズンとなり、昨年11歳で14歳以下のテニスヨーロッパを3ヶ月以上に渡って連戦した紗希乃は今年も同じような形でスタート。13歳にならないとITFジュニアも回れないし、今は最強のテニスヨーロッパを舞台に修行です。

まずはウィーンに入り、レンタカーで7時間、セルビア、ベオグラードへ。1週間時差とクレーコートの調整。
何でセルビア?… かというと、まず第1は我々にはまだビザがなく、シェンゲン条約によって連続滞在日数が制限されているため、EUでない国、例えばセルビア、イギリスなどの国の滞在を増やす必要があるため。
第2にテニス強国に留学中の素晴らしい選手と練習するため。第3に我々のマネージメント、スターウィングのエージェント、ミロの町ででありお世話してもらうため。という感じでしっかりサポートされながら指示のままに滞在中。楽々。

前回のコラムではチェコの話をしましたが、セルビアはさらに小国ながら世界トップを直走るジョコビッチを先頭にATP100位以内に4名。国のナンバー1スポーツであり、多くの外国選手が集まって修行していますが、何と「テニス協会」というものが存在しない。ナショナルテニスセンターもない。バレーボールやバスケットも世界トップレベルなのですが、さすがは超個人競技テニス。国レベルの仕事なんぞなく、世界を相手に個人でしっかり頑張れば世界一になれるということを実証しているわけですよ。
プロ興行、エージェンシーなどがしっかりしているプロテニスの世界において、国単位、協会、などという考え方は邪魔になるばかりでしょう。

まあとにかく、世界中からジュニアもプロ選手も集まるこの町。紗希乃はありがたくも毎日中国から留学中の1歳年上エレンちゃんと午前午後練。
この子は今年のターブでベスト8。すでにITFでも優勝経験があるIMG。で、めちゃ強。こんな強い選手と毎日練習してもらったことのない紗希乃はヒーヒーで喜んでおります。
動画アップするので見てね。

さて今回いきなりの驚きは… ついにあのセルビアの物価が… 日本よりも高い!!!… という真実。
その昔だと全て日本の半額以下でしたが、やれやれの円安。どうにか頑張れ日本!。せめてセルビアに負けるな!。
ということで、暗雲立ち込めるヨーロッパ長期遠征の始まりです。… せめてテニスは勝ちましょう。

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