コンテンツへスキップ

EDDIE HERR 2023

いよいよ前半の山場、歴史のあるエディーハーが40面のIMGのコートをフルに使って開催。12、14、16、18歳以下。18歳以下はITFジュニアとして開催。

今年は世界的な物価高騰とアメリカ主体ではなくなったテニス界の変革もあり、ヨーロッパ勢が非常に少なくエントリー数も少なく、しかし日本選手は合計50名くらいをキープしているので何と裕太郎はシングル、ダブルともに日本人としか当たらず… という珍事も起きましたが、我々tour 62 メンバー11人は全員が出場。皆非常に健闘しました。
まあ子供達にとってはエディーハーもローカルトーナメントも関係なく大きなチャレンジですけどね。

紗希乃は夏のヨーロッパに引き続き12歳になったばかりながら14歳以下に出場。惜しくも3回戦でシード選手に競り負け上位進出はならず。
12歳以下に出場すればそれなりの結果も出たかもしれませんが、今はその必要なし。それよりも将来身長差20、30cmの選手と戦うための修行が必要だし、マネージメント、スポンサーももちろん試合を見てくれて重々それは承知。十分な試合だったと思います。

エージェントに注目されるためには結果を出さなくてはならない、ということもある程度ありますが、本当にプロとして成功する選手はジュニア時代あまり結果を出していない選手が多いので、もちろんナイキ、アディダスのエージェントだってスターウィングだって1回戦から全コートを回っており、さっさと負ける選手の才能を探しています。
エージェントは本当の意味でのプロなので、その選手が将来伸びるのかどうかを判断し、さまざまな動きをしていくんですね。

逆に言えば、ここに来なければまずそんなチャンスはないし、それなりに勝ってもどのエージェントからも声がかからなければ、あなたの、あなたの選手の将来性は… ということになるわけで、目の前の試合を小さなテニスで勝ち続けてきた人々にとっては恐ろしい現実となるわけです。

今回うちの遠征の選手はそれなりの実力を出し切って頑張りました。立派だと思います。
世界中の子供達、そして親、コーチが一生懸命頑張っていて、自分がそれを押しのけて勝ち続ける… ということは相当に大変なことですが、もしも世界的なテニス選手を目指すのであれば、それをやってのけなければならないことは五感で皆感じたことでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください