マリア様… と、世界中の多くのフォトグラファーから呼ばれていた頃、17歳でウインブルドン優勝してコートからお母さんに電話したとこ。
テニス関係者じゃあない世界中の方々もどれだけ彼女に注目し、各メディアは彼女の映像で儲かったでしょう。ほんとマリア様でしたね。今回も田沼さんの作品。絵画のようです。
結局、スポーツなんて何らかの直接生産性があるわけでもない。つまり、どれだけ人が見るか、見たいか、でお金が動くわけで、強さだけでなく容姿や行動も非常に重要なんですね。面白いことに。
そう、強いのに全く良い契約がつかない選手もたくさんいます。
「イメージ」これ意外と育成のコーチや親は忘れがちで、単に勝てば、強ければプロになれ、お金がたんまり入りナイキと契約できると思っている人も多いですが、全員が同じ制服、同じ靴、同じベルトを着用して同じ勉強し、同じ歌を歌い、目指す方向や思考までも統一させようとする国の教育や社会環境、家庭教育では、なかなか特異なイメージなんて出てこないのかもしれませんね。
世界の選手なんてそもそも学校行ってませんから。それか通信ね。
さてまずノアテニスアカデミー千葉白子のアカデミー登録。おかげさまでもうすぐ100名。
登録で英語名、生年月日、住所、連絡先、希望、などなどを受け付けていれば、たとえ週末だけの参加でも名前と登録番号だけで済みますし、支払いの方法などもお伝えできます。どうぞよろしく。
週末など、日によってはかなり混み合うことが予想されますが、登録がないと無理ですし、スタッフの関係で人数制限がある日もあるかもしれません。ご注意ください。
テニスコートのオープンはちょうど千葉白子大会の時で、そのあとゴールデンウィークに渡ってイベント練習会を受け付けます。お知らせを待っていてくださいね。
クラブハウス、寮は夏頃の完成予定。それまで近くの大きな家を借りていますので若干名泊まれます。
キッズテニスカップ56沖縄。エントリーも徐々に増え、もうすぐ定員です。希望の方はお早めに。キャンセルなどされる方もお早めに。
大会はクレーコートで行い、松島、小林、そして現地の方々などの協力を得、日本ではなかなか行われないクレーコートルール、つまりはボールマークの確認、及びオーバーコール、判定の訂正など普通に行います。
砂入り人工芝、オムニコートでも少し後は残りますので、それでみなさん練習してくださいね。とにかく最後までボールを見て。
クレーの特徴として、イレギュラーバウンドがあります。ま、オムニでもハードでもあるとこはありますけどね。非常に頻繁です。
これに柔軟に合わせる能力も選手の育成には重要なんですよね。実は。
私事ですが、僕のテニスはセンス非常に無く、それが証拠にイレギュラー、風、ボール、などなどの変化に全く弱い…。もう何十年前?… ウインブルドンの練習コートで選手とやった際にはワンバウンドするストロークは選手が笑いを堪えきれないほどラリーできず、ボレー対ストロークのみ。そもそも選手が笑いすぎて練習にならん。
これも随分前に書いたエピソード。
同じアオラギのコート。
友人のコーチと選手にあてがわれたのは端っこのボロボロのコート。芝もボコボコ。
案の定全くラリーできず、サーブだけやって帰ろうと思っていると、そこへアガシが登場。
ああ、可哀想にこんなコートと知らずに来たんだろうなあ、と少し練習を見ていると、まあまあバンバンスパスパビュンビュン!と… 見事にアンドレ・アガシ!。
まあですね、つまりですね、そういった選手くらいになれば、そんなイレギュラーくらいどうってことなく打てるわけで、あのコートで200kmのサーブをスパッと返しているのを見ると、いかに小さな頃からの積み重ねが重要か感じるわけですなあ。
芝と違い、クレーはイレギュラーしても遅いので対応しやすい。そんなこともクレーが育成に適しているとこなんでしょうね。