未完成交響曲

すでにデコターフのコートが6面。白子に初めてできたテニスアカデミー、ノアテニスアカデミー千葉白子はすでに小規模ながら始動していますが、来年4月には宿泊できるクラブハウス、寮もコート横に完成し、いよいよ本格的に所属する選手の活動も始まります。

募集は小学生から高校生まで。普通の学校も通信高校も問題ありません。
ここで世界を目指してテニス頑張ってみたいという方はぜひ一緒に頑張りましょう。

基本的に週末はどなたでも参加できますのでご連絡をお待ちしております。

さて、僕の中では久しぶりに US OPEN も盛り上がり中。
やはり名誉もお金もあるベテラン選手が「守って」戦う姿より、一発狙った無鉄砲な若手の勢いあるテニスを見ていた方が楽しいし、魅力あるタレントがいっぱいですから。

女子の場合、一昔前までは10代の選手がグランドスラム優勝するのは当たり前で、ここ10年くらいが異常だったのかもしれませんが、僕の長い観察で感じるのは波、つまりは世界のテニスレベルにも大きな波があり、男女ともここ10年ほどレベルが落ち込んで若手が伸びず、ずいぶんベテランの選手を助けたわけですが、ようやく大きな新しい波が押し寄せてきたのかもしれませんね。… ナオミちゃん大変だ… というかこれからのモチベーションどうするのかな…

前回からの話の続き。低年齢の実績、といっても何歳が「低年齢」なのか?、ということになりますが、女子であれば13歳まで。男子であれば16歳まで。もちろん多少の前後はあるにせよ、世界レベルの業界ではこれは常識で、つまりはこの時代に大きな実績をあげてもあまり意味はないし、逆に大きな大会で勝ってしまえば、「次も負けられない…」とジュニアなのに守るテニスになりがちという悪い傾向になりやすいことは事実。
実はこんなことなんて誰でも分かっているんでしょうが、目の前の我が子や選手が大きな大会で頑張っていると、どうしても勝たせたいと思うのが本音ですよね。よほどの指導者でもない限り、勝たなくてよかった… と思う人は少ないでしょう。
しかし事実、選手の可能性見るプロ、例えば世界のエージェントや本物のプロコーチはその辺りを見抜く力があるということでしょう。

未だに昔のテニスマガジンの記事をネタに評価してくださる方々もいますが、僕もボロクソに負けたナダル、デルポトロ、エナン、ヒューイット、スーウェイ、などに感動して写真を撮り、記事を書き、優勝した選手の写真は1枚もない… などという大昔のお笑いネタだけですから。

じゃあ勝利よりも何を追求するべきなのか?。
それは表現するのは難しいですが、10年後に素晴らしいテニスをする可能性を秘めたテニスができているのか?、ということであり、未完成交響曲のような壮大なスケールがあるかどうか。
せっかくそういったものを持っているのに、「ミスするな!」などと言い続ければそんな才能は消えてなくなりますが…

馬鹿みたいなミスを繰り返すかもしれません、誠に確率の悪いプレーを繰り返すかもしれません、時にはやる気のないプレーをするかもしれません、ラケットも何本もへし折るかもしれません、しかし、僕が今までに見てきた原石はみんなそんな選手でした。

つづく

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